PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の評判は?その特徴やメリットを解説

ジャパンネット銀行(ビジネス用口座開設)
営業で困ってる人

これから独立するのでビジネス口座をつくりたくて知り合いに相談したら、PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)がいいよ」とオススメされた。

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何となくメガバンクで口座開設したが、調べていたらPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)がお得みたい。今、サービスの内容や評判を調べている。

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フリーランス(小規模経営者)の僕(私)にとって、PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)ってどんな特徴やメリットがあるサービスなのかな?

こんなことを思っているあなたは、この記事を読むと下記のことが分かります。

本記事のサマリ(概要)

  • PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の特徴や口コミ、使い勝手
  • PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行は、フリーランス(小規模経営者)の人に負担が少ないサービスであること

本記事の信頼性(誰が書いてるの?実績あるの?)

ファーマーの営業実績は圧倒的
  • 営業歴は12年以上。BtoB営業が得意。
  • 元リクルートのTOP営業(個人表彰・マネージャー表彰、多数)
  • 現場型の経営・営業コンサルティング会社経営
  • 中小・ベンチャー企業の営業支援・成果出しの実績、多数

独立6年目。小規模の会社も経営しながら、営業フリーランスとしても活躍中。PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を愛用中。選んで正解、と思っている。

※より詳しいプロフィールはコチラ
※Twitterはコチラ(@sales_farm_jap

ビジネスをおこなう上で、どの銀行に口座をつくるかはとても重要です。また、人によってメイン銀行を選ぶ基準もさまざまです。

中には、

  • 「振込手数料が安い」
  • 「ATM利用の手数料が安い」
  • 「金利が高い」
  • 「(お金のことなので)セキュリティが大切」

などのメリットに注目して、利用する銀行を選ぶ方もいるでしょう。

当記事では、近年人気を集めているPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の評判や特徴について解説します。

目次

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)とは

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)は、日本初のネット銀行として2000年に設立されました。

すべての業務をインターネット上で行うネット銀行の老舗であり、多くの顧客から厚い信頼を得ています。

実店舗がないため、店舗の維持費や人件費といった運営コスト削減を実現。低コストで顧客にサービスを提供できることが大きな強みです。

※2021年4月5日以降に社名が「PayPay銀行」となり、新たなスタートを切りました。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を利用する5つのメリット

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を利用するメリットは主に以下の5つです。

  1. 口座の月額利用料が無料
  2. 振り込み手数料が安い(最安)
  3. コンビニのATMや銀行ATMで出金可能
  4. 税金の支払いがネット経由でできる
  5. 高いセキュリティ

以下、それぞれについて詳しく解説します。

1. 口座の月額利用料が無料

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を利用する大きなメリットの一つは、口座の月額利用料が無料である点です。通常、法人名義の銀行口座を作って利用する場合、口座の月額利用料が数千円かかる銀行は少なくありません。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の場合、法人が口座を作った場合でも月額利用料がかかりません。そのため、少しでも経費を抑えたい小規模企業経営者やフリーランスの方、個人事業主の方にとてもおすすめです。

2. 振り込み手数料が安い(最安)

続いてPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)のメリットは、メガバンクなどと比較して振込手数料が非常に安い点です。

メガバンクの場合、振込手数料は同行内でも500円前後、他行への振り込みでは500円から1000円程かかる場合があります(う〜ん、高いですね…)。

しかしPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)であれば、

  • 同行内の振込手数料:50円(最安値)
  • 他行宛の3万円未満の振込手数料:160円(最安値)
  • 他行宛の3万円以上の振込手数料:250円(最安値)

メガバンクに比べて60%程度安いという特徴があります。

とくに毎月複数回の振り込みを行うのであれば、PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を利用するメリットは大きいといえます。

3. コンビニのATMや銀行ATMで出金可能

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)には、コンビニや銀行のATMを利用して出金できるというメリットもあります。

セブン銀行、E-net、ローソンにあるATMはどこでも利用可能です。

コンビニは日本中どこにでもあるので、出先でも安心して気軽に出金できます。

さらに三井住友銀行やゆうちょ銀行とも提携しているので、店舗のないネット銀行であっても利用の不安はまったくありません。

4. 税金の支払いがネット経由でできる

PayPay銀行は税金の支払いがネット経由でできる

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の法人口座(ビジネス用口座)の場合、Pay-easyを利用した税金の支払いが行えるメリットもあります。

銀行やコンビニに行って納付する必要がなくなるので、業務が効率化されるでしょう。

源泉所得税や法人税はもちろんのこと、消費税、労働保険料、厚生年金保険料、関税などもPay-easyで支払い可能です。24時間いつでも対応しており、大半の税金の支払手数料が無料なのも魅力的です。

5. 高いセキュリティ

ネット銀行を利用する場合、セキュリティ面が不安という方も多いでしょう。その点PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)は、セキュリティ面においてユーザーから非常に高い評価を得ています。

まずPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)は、少しでも第三者による不正利用が疑われる事例があるとすぐに利用が停止されます。

たとえば、VISAの加盟店から情報が漏洩した可能性がある場合、カードの利用が即停止となります。

また本人がログインしようとしても、普段と別のパソコンや端末から操作すると不正利用の可能性があるとして利用が停止になることもあります。

加えて、トークンと呼ばれる1度だけ使用可能なワンタイムパスワードを発行して不正アクセスを防ぎます。トークンは1分おきに発行されるため、たまたま第三者にワンタイムパスワードを見られても、悪用されるリスクを最小限に抑えられます。

なお利用を再開したいときは、本人から電話するだけなのでお手軽です。

そしてPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)ではキャッシュカード盗難保険も用意しており、キャッシュカードを盗まれて悪用されても50万円までが補償されます。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)にデメリットはある?

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)はメリットが多いですが、デメリットもあります。デメリットは下記の3つです。

  1. (他銀行よりは安いが)振込手数料が毎回かかる
  2. 実店舗がないので対面での相談は不可
  3. 定期預金の金利が他行と比べて低い

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1. (他銀行よりは安いが)振込手数料が毎回かかる

他の銀行も同様なのでPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)だけのデメリットではありませんが、みなさんのデメリットになるのは「振込手数料」です。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)も振込手数料が有料です。

たとえば3万円未満をほかの金融機関に振り込む場合は、毎回160円(ただし、最安値です)の手数料がかかります。

他の銀行も同じとはいえ、振込を多く行う個人・企業にとっては小さなデメリットといえるでしょう。

2. 実店舗がないので対面での相談は不可

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の大きな特徴は実店舗がないことです。

人件費や店舗の維持費を削減することで、利用者(つまり私たち)の銀行サービス利用料が低く抑えられるというメリットを受けられますが、一方で、実際に店舗を訪れて質問・相談することができません。

ただここだけの話、PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を愛用している私の感覚だけお話しすると、「店舗で何か相談したい」と思うことは1度もありませんでしたので、不必要と言えば不必要かもしれません。

3. 定期預金の金利が他行と比べて低い

銀行にお金を預ける以上金利には注意を払いたいところですが、PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の定期預金の金利は低い傾向にあります。

高い金利・利息を求める方にとっては、メリットがあまりないといえるでしょう。

※個人的な意見ですが、ビジネスで使う場合は定期預金の金利はあまり気にしなくていいと思います。

メガバンク・信用金庫・地銀・ゆうちょ銀行との比較

ここではメガバンクや信用金庫、地銀、ゆうちょ銀行とPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を比較します。それぞれに異なった特徴があることに注目です。

先に一覧の図表をお見せしますので、これを見ながら読み進めてください。

メガバンク信用金庫地銀ゆうちょ銀行PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)
メリット・ネームバリュー
・高額融資の可能性
・地元企業への融資
・融資の相談
・地元企業への融資
・高額融資の可能性
・口座維持手数料が無料・口座利用料が無料
・コンビニATMに対応
デメリット・融資のハードルが高い
・振込手数料がかかる(高い)
・高額融資は困難
・振込手数料がかかる(高い)
・貸し出し金利がやや高い
・振込手数料がかかる(高い)
・社会保険に未対応・振込手数料がかかる(安い)

メガバンク

メガバンクの特徴は何といってもネームバリューです。

資金力があり、非常に高額な融資も受けられる可能性があります。海外への、あるいは海外からの振り込みにも対応しているので、取引先が海外の企業の場合も安心です。

一方PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)は、ネームバリューはメガバンクほどではないものの、ネット銀行として高い信頼を得ています。さらにコンビニのATMで出入金が可能であるため、メガバンクに劣らない利便性も備えています。融資の相談などができないのはデメリットといえるかもしれません。

信用金庫

信用金庫は、地域に密着した金融機関で、とくに地元の中小企業への融資に力を入れています。地元企業の融資の相談に親身に乗ってくれるのが大きな特徴です。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の場合、融資の相談に乗ってくれる店舗はありません。

しかし法人向けのビジネスローンがあるので、小規模企業経営者やフリーランスの方、個人事業主の方が利用しやすい金融商品も揃っています。

地銀

地銀は信用金庫と同じく、地元を支援するための融資を積極的に行っており、高額な融資を申し込むことも可能です。

ただし信用金庫よりも審査は厳しく、金利がやや高くなるのがデメリットといえるでしょう。さらに地域密着型であるため、他の自治体に会社が移転した場合に不便さを感じる恐れがあります。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)はネット銀行なので、日本国内のどこにいても同じサービスを受けることができるでしょう。

全国的に有名なネット銀行であるため、信用度が高いのもメリットです。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は全国に支店がある金融機関で、法人にとって多くのメリットがあります。

口座維持手数料やゆうちょ銀行への振込手数料が無料、法人税を電子納税できるなどです。

ただしゆうちょ銀行の場合、預入額が最高1,300万円に制限されている、社会保険の引き落としには利用できないなどのデメリットもあります。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)はゆうちょ銀行とも提携しており、高い利便性を誇ります。さらに、ゆうちょ銀行が対応していない社会保険の引き落としなどにも対応しています。

他行の法人口座との比較

ここでは、他行の特徴とPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)との違いなどを紹介します。PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を利用する前に、他の銀行と比較しておきましょう。

先に図表一覧をお見せしますので、コチラを参照しながら読み進めてください。

GMOあおぞら銀行住信SBIネット銀行楽天銀行PayPay(旧:ジャパンネット)
銀行
出金手数料110円/回(※1)110円/回220円/回〜1回無料(※2)
他行宛の振込手数料【3万円未満】

166円/件

【3万円以上】

261円/件

【3万円未満】

160円/件

【3万円以上】

250円/件

【3万円未満】

168円/件

【3万円以上】

262円/件

【3万円未満】

160円/件

【3万円以上】

250円/件

定期預金金利0.02~0.03%0.01%0.01~0.04%0.01%

※1)振込料金とくとく会員(月額有料)であれば月5回まで無料
※2)3万円以上であれば何回でも無料

GMOあおぞら銀行

GMOあおぞら銀行は、GMOクリック証券などのグループ企業との連携により、便利でお得に利用できると人気の銀行です。

外貨に強く、8つの外貨に対応しているため、投資やFXなどの取引を行っている方からも支持を集めています。

預金金利は普通預金・定期預金ともにPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)よりも高く設定されています。

ATMの出金手数料はPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)が1回だけ無料なのに対し、GMOあおぞら銀行は基本的に有料です。(月額利用料は発生しますが…)「振込料金とくとく会員」のサービスを利用すれば、月5回までは無料となります。毎月ATMからの出金が多い場合はコスト削減として有効でしょう。

他行宛の振込手数料はPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)と同じく有料です。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、出金手数料・他行への振込手数料がともに有料なのですが、他行振込(3万円未満)の手数料が160円と比較的安く設定されています。

また、法人向けの振込優遇プログラムを設けているのも特徴です。

振込手数料は新規口座開設の当月・翌月は月10回まで無料、翌々月以降も条件を満たすことで、最大20回まで無料となります。

楽天銀行

楽天銀行は全国的にも非常に有名なネット銀行で、楽天グループのほかのサービスと連携できる便利な銀行として人気があります。

楽天スーパーポイントを貯めて支払いや買い物に使えるため、利便性も高いといえるでしょう。

定期預金の金利はPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)とほぼ同じですが、楽天銀行の場合は1年後0.02%、3年後0.03、5年後%0.04%と年数に応じて上がっていきます。

一方で、ATM出金手数料・他行宛の振込手数料については一律有料で、金額も比較的高く設定されています。

口座開設時におけるメリット

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)は口座開設時にもいくつかのメリットがあります。ここでは、口座開設時のメリットについてご紹介します。

1. 個人事業主の屋号付き口座も開設可能

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)では個人事業主向けの屋号付き口座が開設可能です。

他行では屋号付き口座を作るのに手間がかかることが多いので、PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の大きなメリットといえます。

個人事業主の場合、屋号付き口座の方が便利なことが多いので、インターネットで口座申し込みができるのは大きな魅力です。

2.来店不要で口座開設できる

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の口座は来店しなくても開設できるという特徴があります。個人事業主やフリーランスの方であれば、必要書類のアップロードだけで済み、とても簡単です。

スマホを持っている方であれば、申込フォームに入力後、必要書類をアップロードすれば5日から10日前後で手続きが完了します。

3.審査が比較的ゆるい

メガバンクでは、小規模企業経営者やフリーランスの方、個人事業主が口座開設するのはなかなか難しいことがあります。

しかしPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の場合、審査がそれほど厳しくないので、個人事業主などでも気軽に口座開設ができるでしょう。

さらに、申し込みの際に固定電話の記入が不要なので申し込みのハードルが低いのもうれしいポイントです。

口座開設に必要な流れ

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)の口座開設にはいくつかのステップがあります。

まず口座開設申込書と運転免許証などの本人確認書類を提出します。

さらに実際に業務を行っていることを証明する事業実態の確認書類を1つ提出しなければなりません。

たとえば個人事業開業届出書や確定申告書、納税証明書、個人事業開始申告書などです。

屋号と個人名の両方が記載されていることが必要なので注意しましょう。申し込み後5日から10日前後で手続きが完了します。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)利用者の口コミ評判

ここでは、PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)を実際に利用した方からの口コミ評判を紹介します。利用を検討している際は、こうした口コミも参考にするとよいでしょう。

PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)がユーザーから高い信頼を得ていることが分かる口コミを紹介します。

実際のクチコミ

私も、最近ジャパンネット銀行(PayPay銀行)を使い始めたけど、圧倒的に便利で、手数料も安いですもんね。Twitter
https://twitter.com/koujifuruya/status/1375276545518956546?s=20
月に1回、デビットで使う金額をまとめて入金して利用しています。支払いが完了した時にお知らせメールが届くので、その都度支払内容を確認することができて、安心です。現金は自販機で使いそうな金額しか持ち歩いていません。(50代男性)
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また、ATMの手数料については3万円以上の取引になるよう工夫することで、もっと更にお得に利用することができるでしょう。財務内容も健全であるため、安全性・安心感においては随一です。

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