「フリーランスの案件獲得のイメージがわかない」
「案件獲得にはお金がかかると思っている」 そんな、あなたへ
独立した後、どうやって案件を取るのか想像できない…。
案件の紹介会社があるって聞いたけど、中抜きがスゴくて報酬が低いと聞いた。
というか、無料で案件って取れないのかな…?
この記事を読むと、こんなことが分かります。
本記事のサマリ(概要)
- フリーランスが案件を取るには「営業する」か「紹介会社に頼る」のは非常識?
- フリーランスが無理な営業なしで、無料で案件を獲得する方法
本記事の信頼性(誰が書いてるの?実績あるの?)
- 営業歴は12年以上。BtoB営業が得意。
- 元リクルートのTOP営業(個人表彰・マネージャー表彰、多数)
- 現場型の経営・営業コンサルティング会社経営
- 中小・ベンチャー企業の営業支援・成果出しの実績、多数
独立6年目。会社も経営しながら、悠々自適なフリーランス生活も満喫中。
営業のフリーランス(独立)支援実績もあり。
※より詳しいプロフィールはコチラ
※Twitterはコチラ(@sales_farm_jap)
そんな私が書いたこの記事を読むことで、
- フリーランスになった後、案件をどうやって取るのかイメージがわく
- 案件の紹介会社に30%中抜きされることなく、適正価格で仕事が取れる
- 無料で仕事が取れる方法が分かる
こんなことができるようになります。それでは、お話ししていきます。
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フリーランスが案件を取るには「営業する」か「紹介会社に頼る」、は常識なのか?
フリーランスにとって「案件が取れること」、また、「その案件の報酬額や質の高さ」は、あなたの生活に直結するできごとです。
それなのに、世の中で出回っている案件獲得方法の情報と、実際の当たり前には大きな矛盾があるなと感じています。
この章では、下記のような一般的に「こういうものだ」と言われている案件獲得の方法と、その非効率性(デメリット)をお話ししていこうと思います。
※私が本当にやって欲しい案件獲得方法は2章で説明していますので、最後まで読んでください。
- フリーランスがゴリゴリ営業するパターン
- フリーランスが紹介会社を頼るパターン
1.NG例:フリーランスがゴリゴリ営業するパターン
フリーランスになることを検討している人が、真っ先に思い浮かぶ方法は「自分からゴリゴリ営業する」ではないでしょうか?
これは例えば、
- 自分の知り合いを辿ってクライアントを見つける
- Wantedlyや求人サイト経由で応募し、自分を売り込む
- 闇雲に電話や飛び込みをしてクライアントを見つける(?!)
こんな感じの営業のイメージです。
もちろん、この手法自体は間違っているとも言えませんし、決して悪い方法ではないと思います。
しかし、デメリットも多いので、私のオススメ度は「10段階中で3」くらいです。
これって、知人紹介という手法を使った場合のデメリットだけを挙げても、
- 知人を辿るのにしても数に限界がある
- そもそも、友達にも負担を強いるので嫌がられる
ざっと思い付くだけでも、これだけ出てきます。
また、求人サイト経由の応募や電話や飛び込みに関しては、そもそも非効率なのでいい点があまりないかと…個人的には思います。
もちろん、ゴリゴリに営業をして成功した方もいらっしゃいますし、そんな人からの話を聞いたことがある人もいるでしょう。
しかし、その成功例は一握りの方の成功例であって、全てのフリーランスの方がゴリゴリ営業で成功しているとは限りません。(むしろ、失敗してる方が多いんじゃないかなぁ…。)
わざわざ難易度の高い方法を取るくらいなら、後ほど紹介する方法を試してみて、「それでもダメだったら試す」くらいの気持ちでもいいと思います。
2.NG例:フリーランスが紹介会社を頼るパターン
フリーランスの知り合いや先輩がいる方は、「案件紹介会社を頼る」という方法を教えてもらったこともあるでしょう。
案件紹介会社とは、あなたに代わって「フリーランス人材を探している企業」を開拓し、その案件を紹介してくれる会社のことです。
しかし結論、私は紹介会社さん経由で案件を獲得する方法はあまりオススメはしません。
オススメしない理由は、
- 紹介会社さんにめちゃくちゃマージンを抜かれている
- その結果、クライアントさんからの要望が高くなる
- 案件獲得自体を依存することになるので、案件が無くなった時に不安定になる
- そもそも、今までの経歴や実績が豊富でないと紹介すら来ないことも…
特に、「1.マージンを抜かれている」「2.結果として、クライアント要望が高くなる」が非常に厄介です。
例えば、紹介会社さんが30%のマージン(平均これくらいです)を抜いていたとすると、
クライアント:毎月、100万円の支払い(紹介会社へ支払う)
フリーランス:毎月、70万円の報酬(紹介会社から受け取る)
紹介会社さん:毎月、30万円のマージン収入
こんな構造が出来上がります。
これって、クライアントさんから見ると、
「100万円支払っているのに、フリーランス(私たち)は70万円分の働きしかしない」
と言う不満が出てきやすい構造なのです。
もちろん、待っていれば紹介会社から案件が紹介され仕組みは楽ですし、この条件下でも活躍し続けられる人もいるのは事実です。
例えば、下記の条件に当てはまっている人は紹介会社さんを活用しても問題ないと思います。
- 今までの経歴も実績、スキルも自慢できるレベル
- マージンが抜かれていても、それ以上の価値を返せる自信がある
- クライアントの印象を良くする(折衝)ことは苦ではない
しかし、わざわざ紹介会社を使わずとも案件を獲得することは可能ですので、まずは後で紹介する方法を試してから紹介会社を検討するのでもいいんじゃないかな、と思います。
フリーランスが無理な営業なしで、無料で案件を獲得する方法
それではこれから、フリーランスが無料で案件を取る方法をお話ししていきます。
「いや、そんな都合のいい話があるわけない」と思う方もいると思いますが、これは私も、私の周りのフリーランスの友人もやった方法ですので、いったん最後まで読んでみてください。
ここでは、
- [大前提] フリーランスの賢い案件獲得の仕組み
- [短期戦略] 掲載型の案件紹介サービスを使う
- [中長期戦略] 自分のWEBサイトを作って集客
上記3点についてお話をしていきます。
1.[大前提]フリーランスの賢い案件獲得の仕組み
まずは、案件獲得する場合に出てくる、利害関係のある人たちを整理することと、その仕組みを知っておきましょう。
案件を獲得する時に出てくる関係者は、下記の3者です。
- フリーランス(つまり、私たち)
- クライアント(つまり、仕事の発注をする人)
- 仲介サービス(つまり、仕事の斡旋サービス。使わなくていいなら使わない。)
いい案件を獲得するには、この3者が得する状態、つまり、フリーランス(私たち)・クライアント・紹介サービス提供者の「全員が利益が出る」案件獲得の手法を探すのです。
全員、もしくは、少なくともフリーランスとクライアントが利益が出る手法(サービス)の条件には、こんな条件が必要です。
- フリーランス側の利用料が無料である
- クライアント側の利用料が無料である(もしくは、負担額が少ない)
- サービス提供者の課金ポイントが掲載料だけ
これらもふまえて、次からは上記3点の観点からベストだと思うサービスや手法をお話ししていきます。
2.[短期戦略]掲載型の案件紹介サービスを使う
「今すぐ仕事がしたい!クライアントを見つけたい!」
そんな短期的に仕事を獲得したい方には、掲載型の案件紹介サービスを活用することをオススメします。
掲載型の案件紹介サービスとは、
- クライアントがサービス提供者に掲載料金のみを支払い
- フリーランスとクライアントが契約をしてもサービス提供者は、掲載料金以外を受け取らない
こんな仕組みのことを指します。私が、掲載型の案件紹介サービスを使って感じたメリットとしては、
フリーランスのメリット
- 直案件にできる。提案金額が直接入金される(中抜きされない)
- 自分からアプローチできる(案件を待つだけじゃなくアクションもできる)
- 余計なトラブルに巻き込まれなくても済む
クライアントのメリット
- 中抜き金額を上乗せされた報酬を支払わなくて済む
- フリーランスに直接相談や交渉ができる
- 仲介会社のゴリ押しを受けなくて済む
こんな感じで、フリーランス・クライアント双方にとってメリットが多いなというのが正直な感想です。
もちろん、中抜きする仲介会社を媒介するメリットもありますが、報酬額・トラブル・満足度のどの点をとっても、総じて掲載型の案件紹介サービスの方が優れているでしょう。
そのため、「短期で仕事を獲得したい」「少しでも適正報酬で仕事をしたい」「自分でアプローチしたい」という方は、掲載型の案件紹介サービス一択となるでしょう。
3.[中長期戦略]自分のHP(WEBサイト)を作って集客
「プラットフォームに頼らずに、自力で集客できる仕組みを作りたい」
「将来を考えて、プル型の集客の仕組みも欲しい」
こんな志向をお持ちの方には、自分のHP(Webサイト)を持つことをオススメします。
自分のHP(Webサイト)を持つべき理由としては、
- 投資対効果が非常に高い。(1件でも案件取れればスグに元が取れる)
- HPがあるとクライアントが安心する(デジタルパンフレットとしても使える)
- 維持費もほぼ掛からない(年間1万円程度)
- コンテンツは全てあなたのモノ。あなたの資産になる。
逆にデメリットとしては、
- 年間で1万円程度のコストが掛かる(ただ、超安い投資だと思います)
- すぐには効果が出ない(お金があれば広告を回してもOK)
こんな感じでしょうか。
またこの話をするとよく
「HP(Webサイト)なんて無料のツールでいいんだよ」
という方が必ずいらっしゃいますが、私はきちんと自分のHP(Webサイト)を持っておくべきだと思っています。
その理由は、無料のHP構築ツールには下記のリスクを持っているからです。
- あなたの事業に関係ない広告が常に表示される
- 共有ドメインのため、独自性が非常に低い(上位表示されにくい)
- あくまで無料ツール会社のものなので、あなたの資産にはならない
- 容量制限などの制限/規制がかかる<
- 無料ツールのサービスが終了したらHPが無くなる
中には「俺はHP(Webサイト)がなくても、コネクションや紹介でビジネスはできる」という方もいるでしょう。
ただ、ほとんどの方はそんな恵まれた環境にはいないはずです。
そんな中で、もし年間で1万円の投資する決断ができないのであれば、厳しいですが、独立には向いていない可能性が高いです。
また、「僕は文系だからそういうITとかWebは苦手で…」という方も多いかと思います。
私も元々は文系出身ですが、今はHP(Webサイト)を作るのは本当に簡単です。驚くくらい。
自分を商品として売り込む営業のフリーランスであるなら尚更、HP(Webサイト)を持っていて損することはないので、なるべく早い段階でHP(Webサイト)は作っておきましょう。
おすすめサービス
テンプレでいいから簡単にHPを作りたいなら
グーペ【低価格なのに、高機能なHP作成サービス】
とりあえずHP【PCが苦手でもプロ並みデザインのHPを持てる※無料お試しあり】
自分でHPを作ってみたいなら
エックスドメイン【ドメイン取得サービス】
エックスサーバー【コスパNo.1サーバー】
Emanon(エマノン) Business【SEOに強く・カッコいいWordPressテーマ】
営業のフリーランスでも案件は十分に獲得可能
さあ、いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、
- フリーランスが案件を取るには「営業する」か「紹介会社に頼る」しかないのか?
- フリーランスが無理な営業なしで、無料で案件を獲得する方法
について、お話をしていきました。
営業職だけでなく、フリーランスにとって案件獲得は生活に直結する永遠のテーマです。この記事が少しでもあなたのフリーランス生活に貢献できたら幸いです。
今回は、以上です。