「自分は本当に副業をすべきなのだろうか…?」と迷っているあなたへ
副業って、興味あるけど…なんか怖くて踏み出せないな…。
副業で本業のパフォーマンスが下がって、本業の評価に支障が出そう…。
副業をやるメリットより、デメリットが大きそうだな…。
この記事を読むと、こんなお悩みや不安が解消されますよ。
本記事のサマリ(概要)
- サラリーマン営業に副業がおすすめの理由3つ
- 副業を始めるために、まずは何を(準備)すればいいのか?
本記事の信頼性(誰が書いてるの?実績あるの?)
サラリーマン時代から副業を経験。正直、失敗した経験も数えきれず…。
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そんな私が書いたこの記事を読むことで、
- 副業をやるメリットが分かる。
- むしろ、「副業をやらない方がリスクがある」ということが分かる。
- 副業をするために、何を始めればいいのか分かる。
こんなことが分かるようになります。それでは早速、お話ししていきます。
サラリーマン営業に副業がおすすめの理由3つ
まずはじめに、サラリー営業マンに副業がおすすめな理由を3つ、お話ししていきたいと思います。
- サラリーマン報酬よりも収入が伸びやすい
- 今いる会社への依存度が下がる
- スキル・人脈・視野が広がり、本業に好影響
これを読むことで「あ、確かに副業はやっておいた方がいいよね」と思えるはずです。
それでは、具体的にお話ししていきます。
1.サラリーマン報酬よりも収入が伸びやすい
営業職は副業するのがおすすめな理由1つめは、「サラリーマン報酬よりも収入の伸びが期待できる」です。
つまり、サラリーマンで頑張って昇給や残業代を稼ぐより、副業の方が効率よく稼げる可能性があるということです。
どういうことかを、それぞれお話をしていきます。
サラリーマンでは「伸びない給与水準」
(これは何となく感じているかもしれませんが)会社に所属して、そこからしか報酬を得られていないサラリーマンは、劇的な給与UPは見込めません。
定期昇給がある会社であっても、中小企業であれば昇給率は「1.5% / 年」程度。大企業でも「(頑張って)3% / 年」が限界です。
仮に年収360万円だっとして、昇給率3%だとすると、いくら頑張っても昇給額は10万円 / 年。月にすると8,300円くらいです。
むしろ、今の時代に定期昇給という制度を導入している会社の方が稀であり、入社時から5年間、給与額が上がっていないなんて声も(本当によく)聞きます。
サラリーマンでは「社会保険料は上がる一方(取られ放題)」
また、意外とみなさん気付いてないのですが、普段、給与から自動天引きされ手取りを減らしている要因のひとつに「社会保険料の値上げ」があります。
「以前と生活はそんなに変えてないのに、何かお金が貯まらないな…」なんて感じているあなた。正解です。
なんと、国民年金も厚生年金もここ10年で爆上がり。かつ、上がり続けているのです。
※参照※国民年金機構が出している「国民年金」「厚生年金」料に関するデータ
つまり、明らかに年収が上がっていない限りは、国に収める税金が上がっているので、必然的にあなたが使えるお金の量がどんどん減っているということなのです。
どんな人でも「将来もらえる年金は今も減少中」
最後は、将来もらえるお金、つまり「年金が減っている」ということについてです。
この話題については、言わずもがな感があるかもしれませんが、いま年金を受け取っている方と比較して、我々現役世代がもらえる年金は確実に減ってきます。
それこそ、「老後は年金だけ頼って生活を…」というのは、もう期待できません。
※もし詳しく概況を知りたい方は厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参照ください。
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ここまで3つ話してきたように、今あなたがサラリーマンなのであれば、もはや「給与の伸び」や「将来の年金」に期待してジッとしているより、今のうちから自分で稼ぐ力を身に付けておくべきです。
副業で稼いだ収入というのは事業収入となります。(後述する開業届と青色申告を出すと)
事業収入は、自分が頑張って稼いだら稼いだ分だけ青天井に稼ぎが積み上がりますし、この収入に対して社会保険料は課税されません。
ある一定の収入以上を稼ぐと、所得税や住民税が掛かってきますが、それでも、普通のサラリーマンで収入アップ(昇給やボーナスUP)するよりも難易度は低いですし、取られる税金の総額も低く抑えられます。
もちろん、副業でも稼げない可能性もありますし、3つ挙げたデータが今後も続くのかどうかは、私も断言できません。(恐らく、日本中の人誰もが分からないでしょう)
ただ、ここまで読んでいただいて、少しでも「あ、副業の方がサラリーマンで頑張るよりいいんだ」と感じてくださったのであれば、なるべく早く副業を始めることをおすすめします。
2.今いる会社への依存度が下がる
次にサラリー営業マンに副業がおすすめの理由は、「今いる会社への依存度が下がる」です。
なぜ依存しなくなるのかというと、本業とは別の収益の柱を作ることで、「最悪、今の会社じゃなくてもやっていけるな」という心のゆとりと会社に依存しない自由を手に入れることができるからです。
あなたがもし、現段階で現在の会社からの給与が全ての収入になっているのであれば、長くいれば(年齢が上がれば)いるほど気づかぬうちに…
- 良い条件での転職や独立のチャンスを逃す
- 降格や減給が怖くて言いたいことも言えない
- つまり、本業の会社一本で勝負せざるを得なくなる(リスク大)
逆に、仮に副業で月5~10万でも他の収入の柱を作れていれば、
- (仮に年収が多少下がっても)ベンチャーへの転職や独立に挑戦しやすくなる
- 降格や減給はあまり重要ではなくなり、本当に主張したいことを主張できる
- つまり、本業に依存することが薄くなる
こんな状態を作り上げることができるようになります。
「いやいや、俺は今の会社に骨を埋める覚悟がある」「めちゃくちゃ依存したいんだ!」という方にとっては、余計なお世話な話だったかもしれません。
ただ、少しでも思い当たる節がある方は、副業を始めてみると必ず「あ、会社に依存しなくてもいいかも」と感じる瞬間が訪れます。
最初は、騙されたと思って副業を始めてみて、ぜひ徐々にでも今の会社への依存度を下げて自由に近づいてみてください。
3.スキル・人脈・視野が広がり、本業に好影響
副業をおすすめする最後の理由は、「スキル・人脈・視野が広がって、結果、本業にも好影響になる」、です。
本業以外で副業を始めると、今いる会社以外での業務経験が積めたり、新しい人たちと仕事を進めたり、今いる会社とは違う業界の考え方や知見に触れたりすることになります。
そうなると、あなたは必然的に「今あるスキルや経験の磨き込み」ができたり、「新しいスキルや人脈、視野が広る」ことに繋がります。
この様な好サイクルが生まれてくると、
- あなたの市場価値が上がって、転職で有利になる
- むしろ、新しいスキルや人脈でパワーUPして、今の会社からも評価が上がる
- 視野や視座も上がり、いろいろな選択肢も掴めて可能性も広がる
こんなプチ無双状態になったりします。
実際に私も副業を始めたことで、他の業界の知見や考え方を本業に持ち込んで、評価が上がった経験があります。
もちろん、全員が全員、こんな無双状態を経験できるとは思いませんが、少なくとも何もしないよりは、本業、またはあなた自身にいい影響があるのは間違いないです。(断言)
ここまでくると、1番のリスクは「何も行動を起こさないこと」だと心得て、ぜひ副業で経験を積んで、賢く本業での評価にもつなげていきましょう。
副業を始めるために、まずは何を(準備)すればいいのか?
ここまで、サラリー営業マンが副業をするのがおすすめの理由と根拠をお話ししてきました。
おすすめの理由を理解できてくると「じゃあ、実際に副業を始めるに当たって何をすればいいの?」という疑問が湧いてくるかと思います。
そこで、ここからは副業を始めるために「まず何を(準備)すればいいのか」についてお話をしていきたいと思います。
伝えたい内容ですが、ざっくり…
- 自分の「興味」と「ウリ」を整理しよう
- 副業のルールを決めよう
- 開業届と青色申告を出そう!
の3つになります。それでは、それぞれ具体的にお話ししていきます。
1.自分の「興味」と「ウリ」を整理する
まず初めにやるべきことは、「あなたの副業をやる上での興味と、自分のウリを整理すること」です。
なぜなら、世の中にたくさんある副業選びをする時に、「興味(学びたい)」と「自分のウリ」は大きな選定軸になるからです。
そのためにまずは、自分が学びたい(興味がある)こと、自分が自信がある分野を整理にしておきましょう。
例えば、
- 副業を通して学びたいことを箇条書きする(可能なら、優先順位の番号を振る)
- 自分の経験とスキルを箇条書きする。(可能なら、自信がある順に番号を振る)
こんな感じです。ちなみに、僕の場合はこんな感じで整理してました。
学びたいこと:
有名じゃない会社での営業経験を積む。WebサービスかITシステム系をやりたい。
経験・スキル:
営業歴10年以上。主にBtoBで経営者が商談相手。実績は●●と●●などの表彰歴あり。
中には「面倒だから、まずはやってみたい!」という方もいるとは思いますが、副業で後悔するのは、副業を始めた後です。
「成果が出ない、こんなはずじゃなかった…」「あまり面白くない(辛い)…。」
こうなると、せっかくの副業の時間が苦行になってしまいます。
すごく簡単な整理でも、副業選びをする時にはめちゃくちゃ有効的なので、しっかりと今の自分を整理してから副業の準備をしていきましょう。
2.副業のルールを決める
次にやるべき準備は、「副業の自分ルールを決めておく」です。
「何のために」「いつまでに」「どこまで」を決めていくことになるのですが、これを始めに整理しておかないと、結構…悲惨なことになります。
※詳しくは過去に書いたコチラの記事を参考にしてください。
ただ、整理すべきことはとてもシンプルです。
- 副業を通して何を成し遂げたいのか?
- いくら稼ぐのが目標なのか?
- いつまで、どれくらい時間を割けるのか?
こんな感じだけでも十分です。例えば、過去の僕の例ですと、
副業で、将来経営者になるために自己の経験を増やしたい。
増えたお金で大切な人との時間や食事、また、投資に使いたい。
月5万円ほど稼ぎたい。(ただし、稼ぎよりも経験を重視する)
(当時は独身だったので)毎日21:00~0:00までは時間を割けるなぁ…。
2年で成果が出なければいったんは、撤退しよう。
こんな感じで整理をして副業を始めました。
元々自分のポリシーなどを持っている人からすると、あまり必要のない作業ですが、ほとんどの方は考えたこともないのでしょうか?
副業のルールに縛られ過ぎるのもよくないですが、拠り所がないと、先々で必ずシンドい思いをすることになります。ここは妥協せず、しっかりと自分と向き合ってくださいね。
3.「開業届」と「青色申告」を出す
副業を始める前にやるべきこと最後は、「開業届と青色申告を出しておく」です。
「おぉ、いきなり実務的なお話になったな」と思われたかもしれませんが、そうです、実務的です。笑
もしちょっと「面倒くさっ」と思われたとしたらごめんなさい、なのですが、この開業届と青色申告の提出はめちゃくちゃ重要です。本当に。
なぜなら、副業で稼いだお金に対しての税金の取られ方が、提出者と未提出者で全然変わってくるからです!
※詳しくは、コチラの記事が参考になるなと思います。
つまり、何も申請しないで副業をすると、もはやノーガードで税金取られ放題な状態になっちゃうのです。
ちなみに、申請出すのであれば無料で申請ができる「開業freee
仮に申請したからといって、会社にバレませんし、1円も稼げなくてもペナルティもありません。もちろん、追加費用を取られることもありませんので、正直、やらない選択肢はないと思います。
副業をやるきっかけのひとつに「稼ぐ」というモチベーションがあるのは間違いないと思います。せっかくやるなら、賢く稼げるように申請はしっかりおこなっておきましょう。
営業マンは副業でしっかり稼ごう(オススメ)
いかがでしたでしょうか。今回の記事では、
・サラリーマン営業に副業がおすすめの理由3つ
・副業を始めるために、まずは何を(準備)すればいいのか?
について、お話をしていきました。
ここまで読んでくれたあなたであれば、副業のよさと始めるポイントを理解できたのではないかと思います。
副業の追い風が吹いてからかなりに時間が経っていますので、きっとあなたの周りの人も(コッソリと)始めているはずです。
ぜひあなたも、副業を前向きに捉えて行動を起こしてみてください。